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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「私のせいだ」従業員を解雇した米CEO、涙のセルフィーで胸中語るも非難の声

17人いる従業員のうち2人をレイオフしたようだ。彼は望まない決断に対して悲観に暮れ、思わず涙したものとみられる。一緒に投稿された写真には目を真っ赤にして涙するウォレイク氏の姿があった。この感情的な投稿は瞬く間に話題となり、彼は人々から「泣き虫CEO」と呼ばれてこのような声が寄せられた。

「泣き顔のセルフィーをSNSに投稿するなんて、とんでもないナルシストの戯言だよ。彼は世界で最も優しい人かもしれないが、これは身勝手で感覚のずれたナンセンスな投稿だという事実に変わりはない。」

「こんな自己陶酔的な投稿に共感はできない。あなたは泣いている写真を載せることで自分が弱い立場であることをアピールしようと思っているようだが、それは間違いというものだ。それが真実じゃないって自分で分かっているはず。そんなことより解雇した人たちのために他の企業に推薦したり、履歴書をシェアしたりとあなたのリサーチ力を彼らのために使ってみてはどうだろう。」

多くの人がウォレイク氏の涙ぐむ写真に疑問を持ったようだ。ところが従業員十数名の中小企業である彼の会社は一躍世間に知れ渡ることとなり、皮肉なことにウォレイク氏に非難の声が集まったことでレイオフされた2人の元従業員に企業からのオファーが殺到したのだ。元従業員のノア・スミスさん(Noah Smith)は、ウォレイク氏にレイオフされたにもかかわらずLinkedInに「私を雇用したいと思ってくださる皆様へ、私はブレイデン・ウォレイク氏のような前向きな人のもとで働きたいと思っています」と投稿している。

そしてウォレイク氏は「こんなに話題になるとは思っていませんでしたが、この件で全ての否定的なコメントにも価値があったといえます」と投稿し、次のように述べた。

「皆さんのおかげでノアには信じられないほど多くのチャンスが訪れることでしょう。どんな会社であろうと、彼が決めた会社は非常に幸運だと言えます。」

画像は『Business Standard 2022年8月11日付「HyperSocial CEO Braden Wallake slammed for crying after firing employees」』『Braden Wallake 2021年4月18日付Instagram「Roscoe set a personal record with over 75,000 steps today!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

「泣き虫CEO」と呼ばれてしまうように…(画像は『Braden Wallake 2021年4月18日付Instagram「Roscoe set a personal record with over 75,000 steps today!」』のスクリーンショット)

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