目の前で火を噴くエンジンに乗客の中には祈り始める人が出るなど一時パニック状態だったという。機長は出発地の空港に戻ることを決断し、エンジンが炎を上げながらも無事に緊急着陸に成功した。幸いにもケガ人は出ていないと報道されている。
今回の事故について、ビバアエロブスは「同社のクルーは安全手順に従ってドン・ミゲル・イダルゴ・イ・コスティージャ国際空港に戻って午後22時45分に着陸に成功し、乗客と乗務員全員の安全が確認されました」とコメントを発表している。同社はエンジンの出火は金属の摩擦が原因であると公表したが、さらに詳しい原因について現在も調査が続いているようだ。
なお出発地に戻ってしまった乗客らにはホテルが用意され、翌朝のフライトで目的地に向かったという。このニュースを見た人からは「こういうことがあるから飛行機に乗るのが怖いんだ」「これは恐ろしい」「こんなのを見たら落ち着いていられないよ」などといったコメントが続出した。
また動画の最後には「別のエンジンがあるから…」と話す女性の声が聞こえるが、途中で切れてしまっている。この女性の落ち着きぶりに、ネット上では「別のエンジンがあるから何なんだ?」「なんでこの女性はこんなに冷静なの!」と驚きの声もあがっていた。
画像は『Simple Flying 2022年8月26日付「Viva Aerobus Airbus A320 Engine Emits Flames After Departure」(Photo: Guillermo Quiroz Martínez via @gquimar.)』『The Sun 2022年8月26日付「ALARMING SIGHT Terrifying video shows moment plane engine catches FIRE as flames streak from aircraft flying over major city」(Credit: Kimberly Garcia via Storyful)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)