今月23日、メキシコからアメリカへ向かって飛んでいた飛行機のエンジンから出火したというニュースが届いた。離陸してから約10分後に乗客らは爆発音を聞いたと言い、当時の様子を捉えた映像にはエンジンが火を噴く恐ろしい光景が映っていた。事態に気付いた機長はすぐさま離陸した空港に戻り、同機はケガ人を出すことなく緊急着陸に成功したという。『The Sun』などが伝えている。
今回エンジントラブルにより緊急着陸したのは、メキシコの格安航空会社「ビバアエロブス(VivaAerobús)」が運航していたVB518便だ。同機は現地時間23日午後10時3分にメキシコ中部ハリスコ州グアダラハラにあるドン・ミゲル・イダルゴ・イ・コスティージャ国際空港を離陸し米ロサンゼルス国際空港に向かっていたところで、定員186名の飛行機に約150名が搭乗していた。
ところが離陸してから10分ほどが経過した頃、乗客らは爆発音のような不吉な音を耳にし騒然となった。音の原因を探るために窓の外を覗いてみると、そこには真っ赤な火を噴くエンジンがあった。当時の様子を捉えた動画には中心部が燃える右側のエンジンが映っており、激しく火花が散っているのも確認できる。
エンジンの異常に気付いたのは上空13000フィートの地点で、