飛行中にエンジンから出火するという恐ろしい体験をした乗客が、その瞬間をカメラに収めていた。飛行機はエンジンから火を上げながらも緊急着陸に成功した。その間に外装や巨大な部品が落下し、住宅街に降りかかったが、現在までに死傷者の報告は上がっていないという。『Fox News』などが伝えている。
米ユナイテッド航空の旅客機ボーイング777が今月20日午後、飛行中にエンジンから出火し緊急着陸した。コロラド州デンバー国際空港からハワイ州ホノルルへ向かうはずだった328便には乗客231人、乗務員10人が搭乗していた。
高度を上げフライトは順調に進んでいたかのように見えたが突然、右側のエンジンが爆発したという。その際に機内にいた乗客により、エンジンが火を吹く恐ろしい瞬間が捉えられていた。この動画はTwitterに投稿したミカエラさん(michaela)の両親が同機に乗っており、撮影したものだという。
動画には外装がはがれ落ち、剥き出しになったエンジンが火を上げる様子が映っており、今にも落下してしまいそうに小刻みに揺れている。機体ごと墜落してしまう可能性もあり、その恐怖は計り知れない。
当時機内にいたマイク・ヴィーナさん(Mike Vena)は「私は機内の真ん中あたりに座っていて、突然大きな爆発音が聞こえました。そして機体が震え出し、緊急着陸するまで30分ほど揺れていましたね」と当時の様子を振り返る。
また別の乗客トラヴィス・ルークさん(Travis Loock)は、