7月28日、ブラジルのサンパウロ州にて麻薬取締官が麻薬密売組織の拠点に押し入り大量の大麻を発見した。取締官らはその場にいた3人の男を拘束し床にうつ伏せにさせたが、しばらくすると男らが飼っていた大型犬が現れて飼い主の真似をして自ら床に寝転がったのだ。シリアスな現場での可愛らしい犬の行動には、大笑いの声があがっているという。『LADbible』などが伝えた。
ブラジル南東部サンパウロ州オルトランジアの牧場にある小屋に7月28日、麻薬取締官が強制捜査に入った。以前からこの小屋に目を付けていた取締官らは、麻薬が運び込まれた時にすぐ押し入ることができるよう準備を進めていた。そして運び込まれたことを確認した取締官らが突入すると、中からは大麻を含むレンガ状のパッケージが1176個、重さにして約1.1トンという大量の麻薬が発見された。
取締官らは建物の中にいた男3人を床にうつ伏せにさせ、腕を後ろで組ませて拘束した。ただしこのような事態に備えていたのか、男らは大型犬であるロットワイラーを飼っていた。ロットワイラーは筋肉質でがっしりとした体格を持ち、忠誠心が高く家族や自分より小さな生き物を守ろうとする本能が強いため番犬として飼われることが多いという。
麻薬密売組織の男らもそんなロットワイラーの番犬としての性格に期待して取締官を追い払ってくれると思っていたのかもしれないが、