英バーミンガムで開幕した「コモンウェルスゲームズ」の開会式で、チャールズ皇太子が愛車アストンマーティンを運転して登場した。皇太子が所有する「DB6ヴォランテ」は、チーズや余剰ワインを燃料とするエコフレンドリーに改造されたものだ。
英連邦の国や地域のアスリートが参加して4年ごとに開催される総合スポーツ競技大会「コモンウェルスゲームズ」の開会式が、現地時間28日にバーミンガムで開催された。
式典の会場となったアレキサンダー・スタジアムでは、エリザベス女王の代理としてチャールズ皇太子とカミラ夫人が出席した。
女王はコモンウェルス(英連邦)首長であり、コモンウェルスゲームズ連盟のパトロンも務めているが、最近移動が困難なため式典への出席は断念した。
この日チャールズ皇太子はカミラ夫人を助手席に乗せ、自身が所有するブルーのアストンマーティン「DB6ヴォランテ」を運転してアリーナに入場した。
この車両は、皇太子が21歳の誕生日を迎えた1969年に母エリザベス女王からプレゼントされた。2008年には、チーズを作る時の副産物である乳清や飲用に適さないワインから作るエタノールを使った、バイオ燃料で走るように改造された。
同車両の改造は、アストンマーティンのスペシャリストである英国の会社「RS Williams」が担当した。
チャールズ皇太子は2018年に英誌『Wallpaper』のインタビューに応じ、