英王室チャールズ皇太子が現地時間21日、ウェールズに新たに開設された「アストンマーティン・ラゴンダ」の工場を視察した。愛車「DB6ヴォランテ」を自ら運転して登場したチャールズ皇太子、この日はエンジニアらとの談笑や新モデルの試乗を楽しんでいた。
自動車メーカー「アストンマーティン・ラゴンダ」は、映画『007』シリーズの主役ジェームズ・ボンドの愛車としても知られる英国のアイコン的ブランドだ。同メーカーは昨年12月、ウェールズのセント・アサンに工場を新設したが、現地時間21日に大の車好きとして知られるチャールズ皇太子が同地の視察に訪れた。
この日、チャールズ皇太子は自身の所有する「DB6ヴォランテ」を自ら運転して登場しており、スタイリッシュなその光景に大きな注目が集まった。ちなみにこの愛車は1969年、エリザベス女王がチャールズ皇太子の21歳の誕生日にプレゼントしたもので、2008年にはガソリンの代替燃料として余剰ワインとチーズから作られたバイオエタノールを使用した車に改良されている。
チャールズ皇太子は2018年に放送されたドキュメンタリー番組のなかで、
「『アストン』のエンジニア達も、ガソリンよりスムーズだし、パワフルな走りだって認めてるよ。」
「運転していると、美味しそうなニオイが漂ってくるのさ。」
と「DB6ヴォランテ」への愛を熱弁していた。
この「DB6ヴォランテ」は、