キャサリン妃の英王室入りから9年目にして、このほどチャールズ皇太子夫妻との初のジョイント公務が実現した。チャールズ皇太子とウィリアム王子が仲睦まじく戯れ合う光景に多くの国民が喜ぶ一方で、英国を去ったヘンリー王子に対しネガティブなコメントを寄せる人々もいるようだ。
英時間11日、チャールズ皇太子・カミラ夫人とウィリアム王子・キャサリン妃の4人が、9年目にして初のジョイント公務を務めた。4人が訪れたのは、レスターシャー州ラフバラーにある「ディフェンス・メディカル・リハビリテーション・センター(Defence Medical Rehabilitation Centre、DMRC)だ。同施設は2018年にオープンし、これまで英国軍の軍務に従事した人々の精神的・身体的なケアやリハビリを行っている。
ウィリアム王子はこの日、車いすバスケットボールに挑戦。キャサリン妃はリハビリ過程における心の健康の重要性などについて、熱心に患者と会話を繰り広げていた様子。自身もイラクで左腕と左脚を失い義肢装具を装着しているピーター・ノートン元英陸軍少佐は、施設を訪れた4人のロイヤルメンバーたちを歓迎し、
「キャサリン妃は、当施設が力を入れているメンタルヘルスや心身の幸福のためのケアについてお尋ねになられました。」
とその時の様子を明かした。
この日のもようはバッキンガム宮殿の公式SNS「The Royal Family」をはじめ、チャールズ皇太子夫妻の「Clarence House」ならびにウィリアム王子夫妻の「Kensington Palace」のそれぞれに多数の写真が公開されている。2011年4月にキャサリン妃が王室入りしてからの約9年間でこの4人によるジョイント公務は今回が初めてとあって、4人が施設を視察したり仲睦まじく談笑する写真には
「これからもっと4人での公務が増えますように」
「英国の未来のために尽くしてくれる4人に感謝」
といった感想が多数書き込まれた。
なかには王室離脱が決定したヘンリー王子夫妻について、