このように続けた。
「医師は気道の通りを広げるために注射を打ち、呼吸は約20分後に普通に戻りました。その日はステロイドクリームを処方され帰宅したのですが、私の眉はその後、火がついたように熱くなり、額が内側から燃えているように感じました。赤くなった患部は痒みが酷く、水ぶくれができ、黄緑色の膿が出ているのが分かりました。」
ミシェルさんは眉毛にコットンを当てて横になったものの眠ることができず、翌朝になるとさらに顔が腫れ、酷い痒みと激痛に襲われた。さらにその3日後には再び呼吸が苦しくなり、病院でステロイド、抗生物質、抗ヒスタミン薬を処方してもらったという。
ミシェルさんは「本来はワックスの前にティントをすべきところ、施術者は最初にワックスをしたのです。そのため毛穴が開き、染料が血液中にあっという間に流れ込んでしまったのです。私はそれから1週間、顔が2倍に腫れ上がり、目を開けていることすらできなくなりました。まるでエレファント・マンやモンスターのようだったのです」と当時を振り返る。
ミシェルさんが施術を受けてから2週間は膿が出て出血し、毛が生えてきてもかさぶたと一緒に抜け落ちてしまったそうで、3~4週間は眉毛がなく、眉毛が元通りになるまでは8~10週間もかかったそうだ。
ちなみにミシェルさんが首に受けたパッチテストでも、眉と同じようなアレルギー反応が見られたそうで、ミシェルさんは「私のようにならないためにもパッチテストはきちんと時間を置くこと、また施術者が正しい手順で行うことがいかに大切か、そしてアレルギー反応の怖さについて多くの人に知って欲しい」と訴えた。
画像は『The Sun 2022年7月11日付「BROWS BE GONE My eyebrow fell off after I had them tinted – I should have known there was an issue when they were itchy and weeping」(Credit: Kennedy News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)