このほどアメリカの害虫駆除業者が、驚きの募集をかけて世間を賑わせている。同社はゴキブリの駆除に関して新たな方法を模索しており、それが有効であるかを確かめるため自宅に100匹のゴキブリを放ち実験台として協力してくれる人を募っているのだ。協力してくれた人には謝礼金として2000ドル(約27万円)が支払われるという。『NPR』などが伝えた。
米ノースカロライナ州ローリーに本社を置く害虫駆除業者「The Pest Informer」は、これまで20年以上にわたってゴキブリやアリ、シロアリ、クモなどの害虫駆除サービスを提供してきた。そんな同社は様々な駆除方法の開発にも取り組んでおり、特にゴキブリに関して最新かつ最良の駆除方法を編み出している。
そしてゴキブリ駆除方法の効果を調査するため、実験台として自宅を提供してくれる人の募集を開始したのだ。協力を申し出てくれた人の家には100匹のゴキブリが放たれる予定で、同社が編み出した方法にどれほどの効果があるのかを測定することになる。協力者には謝礼金として2000ドル(約27万円)が支払われるという。
応募に際してはいくつかのルールがあり、同社のウェブサイトには以下のように記載されている。
・住宅所有者の書面による承諾書の用意
・所有者が21歳以上であること
・アメリカ本土に住んでいること
・調査期間中には別の駆除剤を使用してはならない
なおこの調査に使用される駆除剤は家族やペットに対して安全なものであり、