このほどアメリカのビール製造会社が、犬用ビールのテイスティングおよび宣伝を行う社員として犬を募集すると公表した。米在住で条件を満たせばSNSから応募できるようになっており、採用されれば2万ドル(約217万円)が受け取れる。募集は既に始まっており、今月28日まで応募可能だという。『USA TODAY』などが伝えた。
米大手ビール製造会社「アンハイザー・ブッシュ(Anheuser-Busch)」は昨年、同社のビールブランド「ブッシュビール(Busch Beer)」のラインナップから新しく犬用のビール「ブッシュ・ドッグ・ブリュー(Busch Dog Brew)」を発売し、大きな話題を呼んでいた。
ブッシュ・ドッグ・ブリューにはアルコール成分が入っておらず、豚肉やトウモロコシ、セロリ、バジル、ミント、ターメリック、生姜などを用いて作られている。同社によると、発売開始から24時間で初回製造分が売り切れるほど盛況だったという。
そんな人気を誇る犬用ビールを作った同社は、同製品の販売促進チームを結成し、そのメンバーの一員として犬の募集を始めた。
役職としては、最高経営責任者を意味するCEO(Chief Executive Officer)を言い換えたオリジナルの役職「CTO(Chief Tasting Officer)」が割り当てられるという。
同社の社員や広告関係に勤めている人など応募不可の条件もあるが、それ以外の米在住で21歳以上の人が応募できるようになっている。
今月13日から募集は既に始まっており、