米ニューヨークにある動物園が、バレンタインの企画として奇妙なイベントを開催した。同園の伝統的なイベントであるその企画は、なんとゴキブリにパートナーなど大切な人の名前を付けるというものだ。15ドル(約1700円)で体験でき、証明書も受け取ることが可能で話題を呼んでいる。『Fox News』などが伝えた。
米ニューヨーク州にある「ブロンクス動物園(Bronx Zoo)」では、2011年から続いているバレンタイン恒例の企画が始まった。“ゴキブリに名前を付けよう(Name a Roach)”と題されたこの企画は、マダガスカルゴキブリに好きな名前を付けることができるというものだ。
ゴキブリと聞くと黒光りする姿を思い浮かべてしまうが、マダガスカルゴキブリは異なる容貌をしている。日本でよく見かけるクロゴキブリが体長約4センチであるのに対し、マダガスカルゴキブリは5~7.5センチと大きく、世界最大のゴキブリの一種である。人家に棲みつくことはなく果実や草花を主食としているため、害虫としては考えられていない。
このイベントの参加料は15ドル(約1700円)からで、命名したことを証明するデジタル証明書を受け取ることができる。さらにこれが大切な人へのバレンタインギフトとして評判を呼んでおり、今年で11年目を迎えた。
毎年記念グッズも出しており、