先月21日、イギリスの警察が2歳児と6歳児が乗って遊んでいた子供用のバギーを押収したと公表し物議を醸している。イギリスでは許可された4輪バギーしか公道を走ることは許されておらず、道路交通法に基づいて警察がバギーを押収したという。しかし市民からは「税金の無駄遣い」「他にやることがあるだろう」など多数の批判の声が届いた。『Stoke Sentinel』などが伝えている。
英スタッフォードシャー州にある公園「Tunstall Park」近くの緑道で先月21日、2歳児と6歳児が子供用4輪バギーで遊んでいるとスタッフォードシャー警察に通報が入り、現場に駆けつけた警察官は道路交通法第165条に基づいてバギーを押収したことを発表した。
なにかの冗談ではないかと思えるような内容だが、スタッフォードシャー警察はいたって真面目だった。バギー押収時の様子を捉えた写真には、大きなトラックの荷台に載せられた小さな子供用4輪バギーが写っていた。イギリスでは安全性の観点から許可された4輪バギーのみが公道を走行でき、問題の子供用4輪バギーは許可を受けていなかったことから警察は押収することにしたようだ。
今回の出来事が報じられると、このような厳しい対応をしたことに多くの人が疑問視しており、