俳優デンゼル・ワシントン(67)が、第94回アカデミー賞授賞式で起こったウィル・スミス(53)の平手打ち騒動について初めて言及した。デンゼルは式典のコマーシャル休憩中にウィルのもとに駆け寄り慰めの言葉をかけていたが、当時を振り返り「じっと座ってなどいられなかった」と明かしている。
デンゼル・ワシントンが現地時間2日、米国の司教T.D.ジェイクスが毎年開催する「インターナショナル・リーダーシップ・サミット」のパネリストとして出席。ジェイクス司教とのディスカッションに参加したデンゼルは、アカデミー賞授賞式で起こったウィル・スミスの平手打ち騒動を振り返った。
現地時間3月27日に米ハリウッドのドルビー・シアターで開催した同式典ではウィルが突然壇上に上がり、妻のヘアスタイルを揶揄するジョークを放ったプレゼンターのクリス・ロック(57)に平手打ちをした。
式典の様子はテレビで生放送されていたが、コマーシャル休憩中にはデンゼルがウィルのもとに駆け付けて「最高の瞬間にこそ注意すべきだ。その時に悪魔が忍び寄ってくるんだ」と慰めの言葉をかけていた。
米メディア『The Wrap』『The Hollywood Reporter』などによると、ジェイクス司教と対談したデンゼルはウィルの平手打ち騒動を受けて、自身の心に響いた古い格言を思い出したと語った。
デンゼルは「『悪魔があなたを無視する時にこそ、自分が間違ったことをしていることに気が付くのだ』という名言があるんです」と述べ、