米ロサンゼルスで行われたアカデミー賞授賞式で、俳優ウィル・スミスが妻をからかわれたことに激高しコメディアンのクリス・ロックにビンタするハプニングが起きた。エジプト出身のタレント・フィフィが映像を見てTwitterで経緯を説明したところ、フォロワーから「気持ちは分かるが暴力はいけない」など様々な声が寄せられている。さらにフィフィは数時間後に「容姿いじりで笑いを取ろうとする芸人」への嫌悪感をつぶやいており、アカデミー賞のビンタ騒動とダブらせたフォロワーが少なくない。
クリス・ロックが壇上で受賞者を発表した際に、ウィル・スミスの妻で女優のジェイダ・ピンケット=スミスを見ながら髪型を冗談でいじったところ、怒ったウィルがクリスの頬を平手打ちした。このハプニングについてフィフィが3月28日午後6:20にTwitterで触れたところ、フォロワーから「気持ちはわかるけど平手打ちはやり過ぎ。言われたら言い返せば良かった」、「僕はウィル・スミスに拍手。冗談でも触れて良い事、悪い事がある」と様々な意見が寄せられた。
するとフィフィは午後11:42に「容姿いじりで笑いを取ろうとする芸人、いじりも愛情なんて言うけど、全然笑えんし、容姿いじりしかできんなら、笑いの才能ないよね…」と一見、アカデミー賞と無関係に思えることを愚痴った。昨年4月に3時のヒロイン・福田麻貴が「私達は容姿に言及するネタを捨てることにしました!」と宣言するなど“容姿いじり”はお笑い芸人にとってナイーブな問題だ。3月27日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)でも侮辱罪の厳罰化が話題になると、