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writer : hanako

【海外発!Breaking News】「アフロヘアは無理」と髪の寄付を断られた11歳少女、6年越しの夢が叶いヘアドネーションへ(英)

ひとつのウィッグを作るには手作業でおよそ30時間から60時間かかるそうだ。またアフロヘアは製造過程で切れやすいため、これまで直毛をカールさせたアフロスタイルのウィッグを提供してきた。

だが120年の歴史を持つロンドンにあるウィッグ専門会社「ラウル・ウィッグメーカーズ(Raoul Wigmakers)」と協力し、それまでウィッグ製作の過程で切れやすかったアフロヘアのウィッグを作ることに成功したそうだ。

ブレイズ氏はポピーさんの協力に対し、このように感謝を述べている。

「ポピーはさんスターです。『人のためになることをしたい』その気持ちが嬉しいですし、本当に心が温まります。彼女にはとても感謝しています。これはウィッグを必要とする子供たちにとって素晴らしい選択肢となるでしょう。」

ヘアドネーションを希望するポピーさんとその両親(画像は『BBC 2022年1月11日付「Afro wigs: Aberdare girl’s six-year wait to donate hair」(FAMILY PHOTO)』のスクリーンショット)

そして数週間後についに夢が実現しようとしているポピーさんは、今の心境をこのように明かした。

「今月29日、8インチ(約20センチ)髪を切る予定です。大きなアフロヘアがなくなるのはちょっと寂しいけど、きっと私の髪を好きになってくれる人がいると思います。私は髪を失った人の力になりたくて5歳の頃からずっと伸ばしてきました。今まで毛先を揃えるほどのカットはしたことがありますが、ばっさり切るのは今回が初めてです。これは私にとって大きなイベントになるでしょう。新しい髪型が楽しみです。」

画像は『BBC 2022年1月11日付「Afro wigs: Aberdare girl’s six-year wait to donate hair」(FAMILY PHOTO)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

アフロヘアで試作したウィッグ(画像は『BBC 2022年1月11日付「Afro wigs: Aberdare girl’s six-year wait to donate hair」(FAMILY PHOTO)』のスクリーンショット)

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