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writer : hanako

【海外発!Breaking News】「アフロヘアは無理」と髪の寄付を断られた11歳少女、6年越しの夢が叶いヘアドネーションへ(英)

病気などの理由で髪を失った子供たちのためにヘアドネーションを希望していたイギリス在住の少女が、6年間伸ばし続けたアフロヘアを寄付することになった。以前は「アフロヘアからウィッグを作ることはできない」と断られた少女だが、このほど新しい技術の開発によりそれが可能になったという。「髪を失った人の力になりたい」と5歳の時から髪を伸ばしてきた少女の夢がまもなく実現しようとしている。『BBC』『The Mirror』などが伝えた。

英ウェールズのロンザ・カノン・タフに暮らすポピー・リー・バロウズさん(Poppy Lee-Burrowes、11)は、病気などの理由で自分の髪を失った子供たちにウィッグを提供している慈善団体「リトル・プリンセス・トラスト(Little Princess Trust)」に近々自分のアフロヘアを寄付する予定だ。

今から6年前、当時5歳だったポピーさんが同団体にヘアドネーションの希望を申し出たところ「アフロヘアからウィッグを作ることはできない」と断られてしまったそうだ。しかし状況が変わることを期待して、その後も髪を伸ばし続けていた。

そして昨年、ついにアフロヘアの寄付が受け入れられることとなった。

ポピーさんの母親ジェシカさん(Jessica)はこれまでの経緯をこう振り返っている。

「6年前、ポピーは友人たちが何年にもわたって髪を伸ばし続けていることを知り、自分の髪も寄付できるかどうか聞いてきたんです。でも当時は残念ながら娘の髪質ではウィッグが作れませんでした。それを聞いて最初はがっかりしましたが、ウィッグを作るには膨大な作業が必要なんですよね。子供用のウィッグをひとつ作るには550ポンド(約86000円)ほどかかるそうですから。」

「でもいつか寄付したいと思っていた娘は、その後も髪を伸ばし続けていました。すると昨年、友人からアフロヘアも寄付できるようになったという記事が送られてきて、それをポピーに見せるともう大喜びで。髪を切って寄付できることが嬉しくてたまらないようです。そんな娘を私たちは誇りに思います。」

リトル・プリンセス・トラストの最高責任者であるフィル・ブレイス氏(Phil Brace)によると、

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