中枢神経を刺激し食欲を抑制する薬「デュロミン(Duromine)」を用いてのダイエットを勧められたそうだ。
「昨年は介護の仕事をしていました。とても体力を使う仕事で走り回ることも多く、座る時間もあまりないため膝や脚が痛むようになったんです。なので以前、腰痛のためにフィジオセラピー(理学療法)を紹介してくれた医師に相談しました。それで体重を減らすことで多くの問題が解決するだろうと思ったんです。デュロミンはかなり高価な薬なので、無駄にしないようダイエットに取り組もうと決意しました。このままの生活ではいけないし、自分をもっと好きになるためにも自分自身を大切にしようと思ったのです。」
そしてジェシカさんは、今までの食事の内容をがらりと変えた。具体的には以下の通りである。
■ダイエット前
朝食:なし
昼食:ケンタッキーフライドチキンやマクドナルド、テイクアウトなど
午後のおやつ:ポテトチップス、チョコレート、ビスケット
夕食:通常は肉と野菜3品
デザート:ポテトチップス、アイスクリーム、チョコレート、ビスケット
■ダイエット後
朝食:ブランシリアルにアーモンドミルクをかけたもの、バナナ、ピーナッツバターまたはアプリコットジャムを塗った全粒粉パン2枚、紅茶(スキムミルクとステビア入り)
午前中のおやつ:ピーナッツバターまたはベジマイト(Vegemite、豪で生産されている発酵食品)を塗った全粒粉クラッカー、フルーツ入りヨーグルト、ピーナッツバターを塗ったコーン・シン(Corn thin、とうもろこしを原料にした丸く平べったいパンケーキのような形のパフ状のもの)、または「オーバーナイトオーツ」と呼ばれるオートミールにプロテインパウダー、ピーナッツバターまたは無糖メープルシロップ、アップルソース、シナモンを混ぜて一晩おいたもの、紅茶1杯
昼食:チキンやハム、またはポーク、ビーフ、エビなど夕食の残りの肉とサラダ、紅茶1杯
午後のおやつ:午前中のおやつと同じか、ウィートビックス(Weetbix、主要原材料が小麦の表皮や胚芽、胚乳でできており、繊維質たっぷりの食品)3個にアーモンドミルクをかけたもの
夕食:たっぷりの野菜、チキン、パスタ、ポテト、ライス、または野菜たっぷりの炒め物
デザート(食べる場合):フルーツとヨーグルト、ミューズリーのハニートースト、プルーンやピーナッツバターをつけたリンゴなど
そんな生活をストイックに続けた結果、わずか1年ほどで約57キロの減量に成功した。現在は体重約55キロ、服は6号にサイズダウンしたと明かすジェシカさんはこう述べている。
「以前の私は何の制限もなく自由に食べることを楽しんでいました。でも1年間ダイエットを続けてみて、それが本当に素晴らしいことだと分かったんです。今でもしっかり食べることに集中していますが、健康的な食品ばかり買うようになりました。今の私には自制心がありますからね。」
画像は『The Sun 2021年12月27日付「OH SUGAR Woman addicted to guzzling two litres of Coke a day loses a jaw-dropping 9st in just 12 months」(Credit: Caters News Agency)』『The Mirror 2021年12月27日付「Woman who drank two litres of Coke a day drops an astonishing 9st in just 12 months」(Image: Jessica Lovejoy / CATERS NEWS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)