今年10月に「キングオブコント2021」で14代目キングに輝いたお笑いコンビ「空気階段」(鈴木もぐら・水川かたまり)。ともにNSC東京校17期生だった2人が11月2日、コンビ誕生のきっかけとなった同校に凱旋し、現役生徒たちに特別授業を行った。同校在学生だけでなくよしもとアカデミー各校からの生徒もオンラインで受講したが、キングオブコントで優勝して間もない多忙なスケジュールのなか舞台の合間に駆けつけた空気階段が、お笑い芸人や裏方を目指す生徒たちの真剣な質問に回答していった。
特別授業でコンビを組んだ決め手を聞かれた空気階段の2人。NSC(吉本総合芸能学院)を卒業してすぐにコンビを組んだが、水川かたまりは「もぐらが大阪芸術大学を半年で除籍、ギャンブルが好きで借金がたくさんあって…というのが自分の父親のプロフィールと一緒だった。父親と仲が良いので気が合うんじゃないか」と感じたという。加えて「コンビで並んだときの見た目のバランスがいい」と考えたそうだ。NSC在学中は話をしたことがなかったが、鈴木もぐらは「仲が良いとかは除外して考えていたんで、単純にネタをやるかどうかだけで声をかけた」と2012年のコンビ結成を振り返った。
そのNSC在学中の成績は当時はA・B・Cと成績別に3クラスに分かれていたというが、かたまりは「B」、もぐらは「BとCを行ったり来たり」と特に良くなかったそうだ。NSCでの成績は気にしなくていいと口を揃える2人は「NSCで何かを教えてもらうというよりは、同期ができるというのが一番いいところ。同期のエピソードができるのが一番のメリットじゃないかな」とかたまり。同期の話をしたり、逆に同期に話をされる機会が必ずあるそうだ。ちなみに空気階段の同期にはオズワルドやコットン(旧コンビ名:ラフレクラン)らがいる。
このNSCでの成績について質問した生徒が「先日のNSCライブのアンケートで0票だった」と打ち明けると、