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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】子供向けの踊るおもちゃ、陽気な音楽が薬物乱用に関する歌と判明し販売中止に(カナダ)<動画あり>

ポーランド語で薬物使用を子供に促すようなとんでもない内容の歌詞が含まれていたのだ。

アーニャさんはカナダのニュース番組『CTV News Toronto』のインタビューに応じ、「たまたま私がポーランド人だったので、歌詞の意味に気付くことができました。このおもちゃは下品な言葉でコカインの使用について話しているんです。こんなものは孫のために購入したものではありません」と怒りをあらわにした。

さらに「この歌詞を聞いた時はショックでしたし、何かの冗談かと思いましたよ。『5グラムのコカインを服用して、1人で過ごす』というような内容で、とても憂鬱な曲です」とアーニャさんは明かしている。

こうした薬物使用を促すような音楽を子供向けのおもちゃに使用するのは、おもちゃからも言葉を覚えてしまう幼い子たちにとって悪影響以外の何物でもない。

このサボテンのおもちゃはアメリカやヨーロッパなど他の地域でも販売されており、5か月前からウォルマートに多数の苦情が寄せられていたが、販売が中止されたのはつい最近のことだという。しかしこのおもちゃはAmazonでも販売されており、今月27日の時点で「Amazon.com」から購入できるようになっていた。

なお使用されていた楽曲『Where is the White Eel?』を制作したポーランド人ラッパーのキプリスさん(Cypis)は、自身の曲がこのおもちゃに使われていることを知らず、無断使用であることが判明した。キプリスさんは製造会社である中国の企業に法的措置を取ることを検討しているという。

またアーニャさんの孫はこのおもちゃを気に入っているそうだが、アーニャさんは返品を考えているとのことだ。

偶然にも歌詞の意味を知ってしまったポーランド人のアーニャさん(画像は『New York Post 2021年11月25日付「Walmart removes dancing cactus toy that plays song about cocaine use」(CTV News Toronto)』のスクリーンショット)

今回の件についてウォルマート・カナダは「この商品は当社のマーケットプレイスで、第三者が出品していた物です。この商品に関する苦情をさらに調査する間、該当商品の販売を中止します」とコメントしている。

画像は『New York Post 2021年11月25日付「Walmart removes dancing cactus toy that plays song about cocaine use」(Ruten)(CTV News Toronto)』『blogTO 2021年11月25日付「Dancing cactus toy from Walmart pulled after teaching kids about cocaine in Polish」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

ウォルマート・カナダはこのおもちゃを販売中止に(画像は『blogTO 2021年11月25日付「Dancing cactus toy from Walmart pulled after teaching kids about cocaine in Polish」』のスクリーンショット)

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