今月1日、英ヒースロー空港のバゲージクレームで自分の荷物を待っていた人々の前に冷凍の魚が100箱以上も流れてきたという珍事が発生した。結局、乗客たちはその日のうちに荷物を受け取ることができず、2日後に返却されたという。奇妙なハプニングの詳細を『Dorset Live』などが伝えている。
被害に遭った乗客の1人である英ドーセット州シェボーン在住のマイク・ブラウンホルスさん(Mike Braunholtz、54)は、妻ベッカ・ブラウンホルスさん(Becca Braunholtz)や7歳と11歳の子どもたちとともにロンドン西部にあるヒースロー空港の5番ターミナルに到着した。
マイクさん一家はキプロス共和国への家族旅行を終え、午後10時に同空港に到着した。長旅を終えて疲れ切ったマイクさんたちは、一刻も早く帰宅したいところだったはず。ところが飛行機から降りて預けていたスーツケースを回収しようとバゲージクレームへ向かうと、異変が発生した。
ベルトコンベアに荷物が流れてくるまで近くで待機していたが、待てど暮らせどスーツケースは出てこない。他の多くの乗客も同じ状況に置かれていた。
そしてようやく荷物が出てきたと思いきや、それは青いビニールに包まれた謎の箱だった。しかもどんどん荷物が流れてきて、