ブリトニー・スピアーズ(39)を13年間にわたり公私ともに管理してきた後見人制度が、裁判所の判決によりようやく終了した。裁判所の外では待ち受けたファンが大歓声をあげたほか、婚約者サム・アスガリさんやブリトニーを支持してきたパリス・ヒルトンらが自身のSNSで祝福のメッセージを送った。
現地時間12日に米ロサンゼルスで行われた審問において、ブレンダ・ペニー判事が「ブリトニー・ジーン・スピアーズの人物と財産の後見人制度は、もはや必要ありません」と述べ、2008年から続いていた同制度を即日終了させた。
ペニー判事は、一時的な保佐人である会計士が一定の権限を保持することを明記するといった2つの注意点を付け加えたうえで、法規制に関する判決は「今日から有効であり、それによって終了する」と伝えた。
ブリトニー・スピアーズは精神的に不安定になったことから、2008年に父親ジェイミー・スピアーズさんが彼女のキャリアや財産、私生活などを管理する後見人になった。
ジェイミーさんは2019年に体調を崩したため後見人を降り、一時的にケアマネージャーのジョディ・モントゴメリーさんが代理を務めた。その後もブリトニーの財産管理においては、ジェイミーさんが後見人として資産管理会社と管理を行っていた。
今年6月にはブリトニーが初めて審問で発言し、後見人制度は「まるで性的目的の人身売買のようだ」と述べるなど父親のジェイミーさんや他の担当者を非難していた。
8月にはジェイミーさんが後見人を辞任することに同意。翌9月にはブリトニーが長年の恋人サム・アスガリさん(27)との婚約を発表した。10月に行われた審理では、ジェイミーさんを後見人から外すことにペニー判事が同意したばかりだった。
そして今回、ようやく後見人制度の終了が決定した数分後、