エンタがビタミン

writer : negishi

【エンタがビタミン♪】松井玲奈『プロミス・シンデレラ』“蛇女”菊乃は「演じ終えてもなお愛おしく感じます」

14日に最終回を迎えたドラマ『プロミス・シンデレラ』(TBS系)。まるで原作漫画から抜け出てきたような“早梅”二階堂ふみと“壱成”眞栄田郷敦の演技は回を重ねるごとに多くの反響を得てきたが、岩田剛典や金子ノブアキなど脇を固めた俳優陣も好評だった。特に早梅らと対峙する芸者・菊乃を演じた松井玲奈には「怖すぎる」と多くの視聴者を震え上がらせていたが、松井自身は異質な存在だった菊乃を愛おしく感じているという。(以下、ネタバレがあります)

松井玲奈が演じた菊乃は早梅の働く旅館「かたおか」に出入りする人気芸者だが、その正体は「かたおか」の副社長で早梅の初恋相手である片岡成吾の同級生・加賀美明。酷いイジメにあっていた明は成吾の優しさに好意を持ち顔を変えて再び目の前に現れるが、早梅への気持ちを捨てきれない成吾のため、2人が結ばれることに異様に執着する役どころであった。

目的達成のために早梅の夫・正弘を誘惑し離婚に追い込んだり、早梅を崖から突き落としたりともはや常人では理解できない狂気をみせ、壱成から「蛇みてえだな」と揶揄されていた菊乃。またドラマでは「彼女が苦しめば苦しむほど私は楽しくて仕方がない」と語るなど原作にはない設定も加わっており、「めちゃくちゃ歪んでる」「怖すぎ」と視聴者を恐怖に陥れていた。

そんな強烈な印象を残した菊乃だが、

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