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writer : hanako

【海外発!Breaking News】がんで眼球を失った女性、目の穴からキャンドルを吹き消す(英)<動画あり>

2人の幼い子供たちには正直に「目を取らなければならないけど、それでママは良くなるのよ」と伝えたそうだ。

エマさんは同年6月、左目の摘出手術を無事に終えて放射線治療を開始した。

しかし治療の副作用で劇症型多発性硬化症を発症し、一時は医師がエマさんの家族に「きっと助からないだろう」と告げたほどだったが、奇跡的に回復したという。

エマさんは術後初めて片目しかない自分を見た時のことを、このように話している。

「最初の感想は『思っていたよりも悪くない』ということでした。アザが消えて全てが落ち着くまでにはまだ数か月かかるけれど、想像していたよりもずっときれいでした。だけど誰もが私の見た目の違いに気づくだろうから、アイパッチを使おうと思いました。どうせ私のことを見るんだから、何か見せてあげたほうがいいでしょう? 紹介されて義眼も作ったけど偽物にしか見えないし、面倒くさいので眼鏡とアイパッチを使うことにしたんです。」

そんなエマさんは自らの姿をTikTokに投稿し続けており、9月15日には目のくぼみにあいた穴からキャンドルを吹き消す動画を投稿したところ、世界中から注目を集めた。

眼窩でキャンドルを吹き消そうとするエマさん(画像は『eyeofthesarcomacancer 2021年9月15日付Tiktok「#foryou #foryoupage #candle」』のスクリーンショット)

エマさんは「医師によると、放射線の影響で眼窩(目のくぼみ)の静脈が壊死して皮膚に血液が流れなくなり穴があいてしまったそうです。この穴は肺に直結していてシャワーを浴びたり、大雨の中にいると私は簡単に溺れてしまうのです。なのでプールやお風呂には近づかないようにしています」と明かしている。

なお穴を塞ぐには皮膚の再建手術が必要で、すでに1年以上待っているというエマさんだが「今は待つことしかできないから、楽しんだほうがいいのよ!」と言い、彼女の投稿には応援するコメントが多数届いている。

「これは怖いことではありません。ユニークで美しいということです。」
「あなたはひとりじゃない。私もいるし他のファンもいます。これからも頑張ってください!」
「あなたはとても強くてパワフルな人だ。これからも応援しています。」
「なんて勇気がある人なのでしょう。あなたは美しいです。」
「強くて勇敢なあなた。人目を気にすることなくそのままでいてください。」

画像は『The Mirror 2021年9月24日付「Woman, 34, can blow out candles through eye socket after having her eyeball removed」(Image: Jam Press)』『eyeofthesarcomacancer 2021年9月15日付Tiktok「#foryou #foryoupage #candle」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

エマさんには「ユニークで美しい」とエールも(画像は『eyeofthesarcomacancer 2021年9月15日付Tiktok「#foryou #foryoupage #candle」』のスクリーンショット)

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