俳優の松平健が2000年代はじめに一大ブームを巻き起こした代表曲『マツケンサンバII』を、8月20日放送の『ミュージックステーション SUMMER FES』(テレビ朝日系)で披露した。東京五輪開・閉会式で同曲の起用を期待する声が聞かれていただけにネット上で「すごいなーマツケンサンバをここで見られるとは」「マツケンサンバ、最高~♪」といった声が飛びかうなか、人気再燃のきっかけを作った音楽クリエーター・ヒャダインや松平健に名前が似ているプロサッカー選手・松原健からも反響があった。
『マツケンサンバII』は1990年代から松平健が歌謡ショーなどで歌っており、2004年7月にミニアルバムとしてリリースされた。松平はその年の『第55回NHK紅白歌合戦』に同曲で初出場し、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)では香取慎吾がパロディーで「カツケンサンバ」を歌うまでになった。当時はアメリカでも日本の『マツケンサンバII』ブームが報じられてドジャースの石井一久投手が入場曲に流したほどで、海外における知名度を考えれば2020東京五輪開・閉会式に起用を期待する声が出ても不思議はない。
昨年大晦日放送の『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しSP 絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時!』(日本テレビ系)に松平健がサプライズ出演して替え歌を披露したことも話題になったが、今年3月に『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)でヒャダインが『マツケンサンバII』を「歴史に残したい!ヒット曲」で1位に選び「日本人にしか作れないクレージーソング!」と紹介したことからトレンド入りして人気が再燃した。
『関ジャム』で「叩けボンゴ」から始まり「オレ!」といったフラメンコ風なノリで「金ピカの白塗り侍」が歌うシュールな魅力を解説したヒャダインは、その後も6月にNHKラジオ『ヒャダインの音楽室』で松平健の主演ドラマ『暴れん坊将軍』のサウンドトラックについて話すなか「『マツケンサンバII』が大好きすぎて、しかもちょっとコロナで沈んだ世の中にぴったり」とアピールしたほど入れ込んでいる。
このたび『Mステ』を見たヒャダインは一夜明けると、