「ホームレスの命はどうでもいい」などの差別発言について、8月13日夜にYouTubeのライブ配信で謝罪したメンタリストDaiGo。14日には前日の配信を「自分の勝手な反省に過ぎなかった」と捉え、改めて謝罪するとスーツ姿で何度も頭を下げた。配信に対するコメントを受けて自ら「謝って済む問題ではないのですが」と認識していたように、二度に及ぶ謝罪で騒動が収束したわけではない。13日の配信ではホームレス支援などの活動を行う認定NPO法人・抱樸(ほうぼく)の奥田知志氏に連絡を取って相談したと話していたが、その抱樸ではDaiGoの差別発言についてTwitterで「間違っても、やり直せる。アップデート出来る…」と諭していた。果たしてDaiGoは変わることができるのだろうか。
メンタリストDaiGoは14日にライブ配信した『昨日の謝罪を撤回いたします【改めて謝罪】』で、実態を知ろうと生活保護を受けている人に連絡したり、ブログに目を通したことを話していた。「亡くなった母親がもし生活保護を受けながら自分たちを育ててくれたのならば」と思うようになり、このたびの差別発言がどれほど人を傷つけてしまったか理解したという。また支援団体では人生を賭けて活動していることが分かり、「そういう方々さえ否定してしまった」と悔いていた。
DaiGoは13日の配信で1回目の謝罪をするなか、ホームレスや生活保護受給者について「ちゃんと勉強しよう」と考えて抱樸の奥田知志氏に相談したと話していた。福岡県北九州市で牧師をしながら認定NPO法人・抱樸の理事長を務めている奥田氏は、脳科学者・茂木健一郎氏と2013年に共著で『「助けて」と言える国へ 人と社会をつなぐ』を出版しており、茂木氏は抱樸が多くの人々の寄付によって建てた初めての施設、抱樸館北九州の建設発起人でもある。その茂木氏がパーソナリティーを務めるラジオ番組『Dream HEART』(TOKYO FM)で2016年6月12日放送回にDaiGoがゲスト出演して、小学校・中学校時代のいじめについて吐露していた。三者にはそのような繋がりがある。
DaiGoの差別発言をネットで知った抱樸では13日にTwitterで、