「奇形だから」と病院で誕生直後に飼い主に引き取りを拒否された子犬が、保護されたレスキュー団体のもとで元気に育っている。子犬は5本の脚を持つことでSNSで注目を浴びており、生後1か月を過ぎて歩き始めたようだ。『Metro』などが伝えている。
米カリフォルニア州サクラメント近辺で犬のレスキュー活動をする非営利団体「北カリフォルニア・ブリー・ブリード・レスキュー(NorCal Bully Breed Rescue、以下NBBR)」は先月下旬、飼い主によって引き取りを拒否された子犬を保護した。
子犬はメスのアメリカン・ブリーで、同団体のSNSで成長の様子を捉えた動画がシェアされると、多い時で再生回数が2800万回を超える人気ぶりとなった。
NBBRを運営する女性は、この子犬について「元飼い主は5本目の脚を尻尾だと思ったようよ。アメリカン・ブリーの尻尾が長く伸びることはないから、先天性の奇形を持っていると捨てられてしまったのでしょうね」と述べ、名前を公募していた。そしてたくさんの名前の中から、5本脚にちなんで“シャネル No.5(以下、シャネル)”が選ばれた。
シャネルはその後、獣医のもとで健康検査を受けており、女性はSNSで次のように明かした。
「シャネルの5本目の脚には骨もあり、3本の足指と3つの肉球がついているの。そのすぐ左側には小さくて丸い尻尾もあるのよ! 獣医によって尻尾でないことが正式に証明されたの!」
同団体のSNSでは、