犬は過去に愛情をたっぷり注いでくれた人のことを長い間覚えていると言われる。このたびアメリカで、散歩中の犬が10か月ぶりに犬の訓練士と出会い、大興奮する様子が捉えられ多くの人に笑顔を届けている。『The Dodo』などが伝えた。
米コネチカット州在住のキム・カリノさん(Kim Carino)は、メスのスタンダード・プードル“レイヴ(Rave、6)”を飼っている。
昨夏のこと、キムさんは亡くなった男きょうだいの友人で犬の訓練士の経験がある男性Aさんにレイヴのマナーやしつけのトレーニングをお願いした。
キムさんは「Aさんが申し出てくれてね。トレーニングセッションは週1回、地元の公園で行われたの。セッションを修了するには夏いっぱいかかったけど、レイヴはAさんのことを心から慕っていたの」と当時を振り返る。
それから10か月が経った頃、キムさんとAさんは公園で久しぶりに会う約束をした。もちろんレイヴにとってはサプライズの再会だ。
「レイヴがAさんを覚えているか確かめてみたかったの。だからレイヴを散歩に連れ出し、Aさんには静かにベンチに座っていてもらうことにしたわ」と笑うキムさん。
この時の様子はカメラに収められており、SNSに投稿された動画では長い紫のリードに繋がれて散歩するレイヴが、ベンチに座るAさんを何度かチラ見している。そしていったんベンチの前を通り過ぎるものの、