5月に全仏オープンの棄権を表明した大坂なおみ選手(23)が、メーガン妃やミシェル・オバマ元大統領夫人、男子テニスのノバク・ジョコビッチ選手らからのサポートに感謝の気持ちを述べた。当時大坂選手は義務付けられた記者会見を拒否すると自身のSNSで発表、数日後には2018年からうつ病で悩んでいることを告白していた。大坂選手は現在、東京オリンピックに出場し日本のファンの前でプレーすることを楽しみにしているという。
大坂なおみ選手は、米誌『TIME』が掲載した「大丈夫じゃなくても大丈夫(原題:It’s O.K. Not to Be O.K.)」と題した寄稿文の中で、自分の決断を支持してくれた多くの著名人に感謝の意を述べた。
「私のことをサポートしてくれた皆さんに感謝を伝えたい。多すぎて挙げきれないけど、まずは素晴らしい家族や友人から始めたいと思う。これらの人間関係に勝るものはないから。また応援と励ましや優しい言葉をかけてくれた世間の方々にも感謝したい。」
その後大坂選手は、メーガン妃、ミシェル・オバマ元大統領夫人、ノバク・ジョコビッチ選手、競泳で五輪史上最多の金メダルを獲得したマイケル・フェルプス、バスケットボール選手のステフィン・カリーなどの名を挙げ、全仏オープンからの棄権を発表して以来、自身を支持してくれたことに感謝を述べた。
文中では、マイケル・フェルプスに対して「私が声をあげることで、誰かの命を救ったのではないかと言ってくれた。もしそれが本当なら、全てが報われたということになる」と記している。
テニスの大ファンであるメーガン妃は、