イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】大坂なおみ選手「本当に悲しい」 エスカレートするアジア系への人種差別に言及

昨年、自身のルーツへの誇りとともに“Black Lives Matter”(BLM)ムーブメントをサポートしていた大坂なおみ選手が、今度はもう一方のルーツであるアジア系に対する差別やヘイトクライム(憎悪犯罪)に言及した。全米各地でアジア系への人種差別撲滅をサポートするハッシュタグ“#StopAsianHate”の使用が広まるなか、大坂選手はその言葉があえてハッシュタグやスローガンにされなければならない現実を「本当に悲しい」と嘆いている。

新型コロナウイルスの蔓延とともに、世界各地で広がったアジア系の人々に対する偏見。ドナルド・トランプ前大統領が新型コロナウイルスを「中国ウイルス」「武漢ウイルス」などと形容したことも手伝い、アメリカではアジア系に対するヘイトクライムが急増し、今年1月から2月にかけてカリフォルニア州ベイエリアで高齢のアジア系アメリカ人を狙った事件が多発した。現地時間16日にジョージア州アトランタで発生した銃撃事件では、8人の犠牲者のうち6人がアジア系女性だったことは記憶に新しい。

こうした現状を受け、ハリウッドでは多数のセレブ達が“#StopAsianHate”のハッシュタグを掲げ、アジア系に対する人種差別撲滅をサポートしている。米時間27日にはアメリカでも人気のテニスプレイヤー、大坂なおみ選手がエスカレートする一方のアジア系に対する差別やヘイトクライムについて、その悲痛の思いをSNSに綴った。

「もし人々がバブルティー(タピオカドリンク)やアニメ、モチ、スシ、マッチャなんかを愛するのと同じくらい、アジア系の人達を愛してくれたら…彼らの文化から利益をあげたり、恩恵を受けながら、その文化を作り上げた民族を攻撃したり、傷つけることを想像してみて。」

大坂選手はさらにInstagramで、

1 2