イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-aya

【イタすぎるセレブ達】“悲しみのプリンセス”シャルレーヌ妃、結婚10周年記念日を家族と離れ一人異国の地で迎える

34歳の女性が2006年に生まれた15歳の娘がアルベール大公との情熱的な情事の末に生まれた子であるとし、アルベール大公のDNA鑑定が可能かどうかなどについて今年9月に審問が行われると言われている。この女の子が本当にアルベール大公の娘であるならば、彼女の母であるブラジル人女性とアルベール大公との逢瀬はシャルレーヌ妃が既に大公と交際していた時期と重複する。

このニュースが報じられた後、モナコの宮殿で伝統的に行われているクリスマスツリーのセレモニーに大公と息子ジャック公子(Jacques)とともに現れたシャルレーヌ妃は、片側を刈上げ、残りの髪の毛は厚く反対側へ流して盛った髪型、濃いアイラインを引いたメイク、黒いタートルネックの上にディオールの派手なカーディガンを着て登場し、集まった人々や取材陣の度肝を抜いた。

王室と近い関係にあり、モナコの長年の住人は『The Post』にこのように語っていた。

「彼女が髪を切ったのはこのこと(3番目の非嫡出子疑惑)を知った当日だったの。このニュースが―少なくとも彼女にとってはどれだけ酷いもので、彼女がどれだけ傷ついたかを大公と国民に知らしめるために意図的に取った過激な行動よね。」

だが当時シャルレーヌ妃は、少なくとも字面では夫をサポートするスタンスを表明していた。『Point of Vue magazine』の取材に「夫は何か問題があるときには私に話してくれます。それがどんなことであれ、私は夫を1000%支持します。夫が何をしても、良いときも悪いときも、いつも傍らで支えていきます』と答えている。

モナコ国民がこの気が滅入りそうな状況に置かれたシャルレーヌ妃に同情的かというと、そうでもないようだ。シャルレーヌ妃は公の場で笑顔を見せることは滅多になく、「悲しみのプリンセス」と揶揄されてきた。アルベール大公の母でアカデミー賞を受賞、精気に溢れ洗練されたグレース・ケリーの冴えない、覇気の無い版とも言われており、もう一人のモナコの長年の居住者は彼女に手厳しい。

「彼女と話してみたことある? 彼女は何も動かせないの。笑うこともできないし、感情を出すこともできない。全ての面において氷の冷たさなの。ケイト(英キャサリン妃)と比べたら人間ですらない。」

しかし、もちろんシャルレーヌ妃の支持者もいる。シャルレーヌ妃が大胆に髪の毛を切ったり、長い間モナコを離れたりするのは、逆にシャルレーヌ妃がどれだけアルベール大公を想っているかの表れであり、言われているほど、冷たくて感情がない人では無いと言う。

「もしシャルレーヌ妃に大公への気持ちがなければこういう行動を取らないと思う。ショパールでネックレスでも買って、おあいこにするんじゃないかしら。彼女は見かけ以上のものを持っていると思うわ」と語った。

公室関係者も「シャルレーヌ妃は本当にミステリアスだ」と同調したうえで、「彼女に今何が起きているにしても、未来永劫モナコに戻らないわけではないと思う。妃は子供達そして夫を愛していると思うし、戻ってくると思う」と話したと伝えられている。

モナコ公室はシャルレーヌ妃が現在耳鼻咽喉科の感染症に冒されており、故郷の南アフリカにて期限を定めずに必要な治療を受けることとなったと声明を発表した。それによれば、妃のメディカルチームから状態が安定するまでは帰国を勧めないとアドバイスされたとのことだ。

実は、結婚記念日の前月である6月にアルベール大公と子供達は南アフリカを訪れ、シャルレーヌ妃の弟とその子供達とサファリパークで楽しいひとときを過ごしている。シャルレーヌ妃は「アルバートや子供達と毎日会話することで良い気分を保っていますが、会えなくてとても寂しくもあります。彼らが南アフリカに来てくれたのは幸運だったと思いますし、会えて本当に嬉しかったです。早くまた会いたくて仕方ありません」とコメントを発表。アルベール大公は子供達が母親に会えるよう、近いうちに再度南アフリカを訪れる予定だとしている。

(TechinsightJapan編集部 Aya Nezu)

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