菅田将暉主演の日本テレビ系土曜ドラマ『コントが始まる』は、タイトルからお笑いを期待したとすれば当てがはずれるかもしれない。Twitter上でも「コントはいつもびっくりするほどつまらないんだけど(笑) めちゃくちゃ良いドラマ 毎回号泣しちゃう」という声が見受けられるように、これは売れない芸人たちの生き様を描いたドキュメンタリーに近いドラマと言えるだろう。お笑いコンビ・ニューヨークはラジオ番組で『コントが始まる』のどこがおもしろいかを熱く語れば、しずるは会心のコント映像を公開して『コントが始まる』に登場するマクベスに見てほしいと願っていた。
『コントが始まる』は高校の同級生だった春斗(菅田将暉)、潤平(仲野太賀)、瞬太(神木隆之介)によるお笑いトリオ・マクベスを中心に描いたドラマだ。当初の約束だった結成10年目となりマクベスの解散を考えるうちに、絆を深めたかと思えば喧嘩して心が離れてしまったりと3人の心は揺れ動く。
お笑いコンビ・ニューヨークはYouTube「ニューヨーク Official Channel」で配信しているラジオ番組『ニューヨークのニューラジオ』で度々『コントが始まる』を話題にしており、マクベスのことを「演劇チックなコントとか、俺らからしたらリアリティがない。芸人あるあるがない」と評しつつ「夢を諦める感じがめちゃリアル」だという。特にニューヨークの屋敷裕政は5月15日、Twitterで「昨日のバビロンのニューラジオ見てから、今日の『コントが始まる』見たら何倍も泣けるかもです!」とツイートするほどハマっている。吉本興業に所属するお笑いトリオ・バビロンは、14日に配信した『バビロンのニューラジオZERO』で千葉ストロガノフが胸中を吐露する一幕があり、ニューヨーク屋敷はその様子が『コントが始まる』でマクベスの3人がいつもネタ合わせするファミレスで本音をぶつけあう場面と重なってしまい、