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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】12時間労働を終えて病院に付き添う夫 「育児の負担は必ずしも半々ではない」(米)

チャイルドシートを枕にして、病院の固い床の上で仮眠をとる男性の姿がSNS上で話題を呼んでいる。実はこの男性、1日12時間で週6日勤務しており、相当疲れが溜まっていたようだ。それでも深夜に体調を崩してしまった子どものため、救急病院へ車を走らせたという。翌日も仕事が控えており、妻は「家で休んで」と声をかけたが「妻と子どもを放っておくことはできない」と病院で一緒に過ごしたのだ。『Good Morning America』などがその詳細を伝えている。

米ミズーリ州ファーミントン在住のサラ・ダンカンさん(Sara Duncan)は自身のFacebookに、救急病院の固い床の上で横になる夫のジョー・ダンカンさん(Joe Duncan)の写真を投稿した。

撮影された3月23日の深夜、幼い娘が体調を崩してしまったという。サラさんが仕事を終えたばかりのジョーさんに状況を伝えると、ジョーさんは「車で連れて行く」と言い始めた。

ジョーさんは1日12時間労働の週6日勤務の最中で、翌日も仕事があった。それを知っていたサラさんは「病院までの道も分かるし、家で休んで」と声をかけた。

しかしジョーさんは「どんなに疲れていたとしても、娘を病院で1人にさせるなんてできないし、付き添いの役割をサラに押し付けることもできないよ」と伝えたという。

そしてジョーさんは帰宅して翌朝の仕事着に着替えると、すぐに1時間かけて病院まで車を走らせた。病院では娘のためにできることはなく、治療が終わるのを待つだけだった。しかしそれを知っていても、

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