夫が「いますぐ緊急外来に連れて行って診てもらった方がいい」と言い出したことで、一番近い緊急外来に向かって車を走らせた。
途中で上の子2人を両親のところに預け、30分かけて病院に到着すると、受付も緊急性を感じたようですぐに診察室へ通してくれた。
そしてライトを持ってハーヴィー君の口の中を確認した看護師は、ベッキーさんに「ちょっと見てごらん」と声をかけた。不安に襲われながら恐る恐るハーヴィー君の口の中を覗くベッキーさんに、看護師は驚きの事実を告げた。
「これはただのシールですね。」
ベッキーさんは「そんなことはない。穴が空いているじゃない!」と咄嗟に言葉が出たそうだが、看護師はハーヴィー君の口の中に指を入れると、上あごに付いていたそのシールをあっさりと取り出したのだ。
病院にいたスタッフたちもこの勘違いには大笑いしたという。もちろんハーヴィー君には何の問題もなく、スタッフらと一緒に笑っていたそうだ。
ハーヴィー君は何事もなかったわけだが、ベッキーさんは「病院に向かう途中で私と夫、それぞれの両親に『ハーヴィーの上あごに大きな穴が空いていた』とパニック状態で電話してしまったので、『実はシールだった』と真実を伝えてまた恥をかくことになりましたよ」と明かした。
ハーヴィー君はシールを舐めている間に口の中に入れてしまったようだが、窒息の危険もあったことから今後はさらなる注意が必要だろう。
画像は『New York Post 2021年5月12日付「Red-faced mom opens up about embarrassing blunder after racing baby to ER」(Triangle News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)