ヘンリー王子がポッドキャストにゲスト出演し、メンタルヘルス問題への取り組みや恵まれた環境で育ったこと、誰かのために奉仕活動をすることがいかに癒しになるかについて語った。王子はインタビューで「20代の頃は公務をやりたくなかった」「痛みと苦しみの連鎖を断ち切りたい」などと王室での生活に対する心情を吐露している。
米俳優ダックス・シェパードと女優モニカ・パドマンが司会を務めるポッドキャスト『The Armchair Expert』に、ヘンリー王子がゲスト出演した。現地時間13日に配信されたインタビューで、王子は王室での公務や英国のメディアに対する思いを明かした。
かつて王室公務で英連邦国を訪問したことについて聞かれると、王子は「それは仕事だよね。ニコリと笑って我慢して、さっさとやることだ」と答え、こう続けた。
「20代前半の頃は『こんな仕事はやりたくない。ここに居たくはない。こんなことはしたくない。僕のママに起こったことを見てくれよ』と思っていたよ。」
「また同じようなことが起こると分かっているのに、どうやって結婚して妻や家族を持つことができるんだろう―とね。なぜなら僕はカーテンの裏側を見てきたからだ。ビジネスモデルを見てきたし、運営方法や仕組みを知っている。だからこそ僕は参加したくないんだ。」
ヘンリー王子は妻メーガン妃との間に息子アーチー君(2)をもうけ、