ブリトニー・スピアーズ(39)の新ドキュメンタリーが、英BBCで放送されることになった。番組ではブリトニーの父親が、後見人制度に関する書類で「娘は認知症である」と主張していたことが明らかになっている。
英BBCが、ブリトニー・スピアーズの新ドキュメンタリー『The Battle for Britney: Fans, Cash and a Conservatorship』を公開することを発表した。現地時間1日にストリーミング配信が開始、5日にはTV放送される。米国では今年2月に未承認ドキュメンタリー『Framing Britney Spears』が放送され、セレブやファンの間で大反響を呼んでいた。
60分にわたる新ドキュメンタリーは、ブリトニーの後見人制度にまつわるドラマを深く掘り下げた内容だ。ジャーナリストのモビーン・アザール氏がロサンゼルスに赴き、ブリトニーのファンや友人に取材を行った。
ブリトニーは精神的に不安定になり、2008年に父親ジェイミー・スピアーズさん(68)が彼女のキャリアや財産、私生活などを管理する後見人になった。後見人とは自ら判断することが困難な人のために、裁判所から与えられる制度だ。
アザール氏は調査の一環として「#FreeBritneyキャンペーン」に参加し、ブリトニーに人権と公民権を取り戻すよう願うファン達に話を聞いた。
長期にわたり後見人制度反対運動を行っているヘイリー・ヘルメスさん(Hayley Herms)は「個人的な意見ですが、たとえば金銭を受け取った医者がブリトニーに認知症の治療薬を飲ませていると思う」と語り、このように続けた。
「私はこれまでに、認知症の人達を見てきました。そんな人が世界ツアーに行ったり、ラスベガスで定期公演を行ったり、27曲連続の組み合わせや様々なダンスを覚えることは、決してありません。」
ヘイリーさんの発言に衝撃を受けたアザール氏は、