エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】草なぎ剛“天才”の秘密は大杉漣さんの言葉と「草なぎ家の美談」にあり その演技に元気づけられる人も

映画『ミッドナイトスワン』で第44回日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞を受賞した草なぎ剛が、4月18日放送の『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に出演した。マイペースなトークで“つよぽん”ワールドに巻き込まれて、MCの東野幸治や後藤輝基(フットボールアワー)らお笑い芸人もタジタジだった。再現VTRでは草なぎがお世話になったという俳優・大杉漣さんとのエピソードが紹介され、大杉さんの言葉のなかに草なぎが役者として成長を続ける理由がうかがわれた。映画やドラマと活躍する草なぎ剛の演技に癒されたり、生きる力をもらう人も少なくない。

草なぎ剛は以前、舞台で大杉漣さん(2018年2月逝去・享年66)と共演した際に大杉さんの楽屋でギターの弾き方を教わったという。草なぎが落ち込んでいた時には、草なぎが好きなアーティストだと話していた斉藤和義のライブに誘って励ましてくれたそうだ。そのような心温まるエピソードをVTRで紹介した後、大杉さんの妻・弘美さんの手紙が紹介された。そのなかで「草なぎさんのギターの上達に驚いて、大杉が言っておりました『草なぎくんは努力の人なんだ。コツコツどんどん上手になっていくんだよ』と。好きなことに惜しみなくエネルギーを注ぐ姿を頼もしく眩しく感じていたようです」とあった。

『ミッドナイトスワン』で草なぎ演じる主人公が号泣するシーンについて、東野幸治が役作りの苦労を引き出そうと思い「トランスジェンダーの役として泣くのは、難しかったのでは」と聞いたところ「なんかできちゃったんですよ」とニコニコしながら返され、当てが外れた東野は「天才! 天才やわ! もう言うことございません」と動揺を隠せなかった。トランスジェンダーの主人公を演じるにあたり、草なぎは「間違ったらもう1回やればいいや、という感じでやったらできちゃった」、「なんかできちゃったんですよね」、「そんなもんじゃないんですか?」と自然体で話して笑いを誘ったが、実は大杉さんがいうように「コツコツと努力を重ねた」結果なのかもしれない。

『ミッドナイトスワン』内田英治監督と草なぎ剛(画像は『草なぎ剛 2020年8月23日付Instagram「内田監督と久しぶりでした。」』のスクリーンショット)

そんな草なぎは18日、

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