原作コミックの99巻が4月14日に発売された『名探偵コナン』は、テレビアニメやさらに壮大なエピソードを描いた劇場版まで老若男女から人気がある名作だ。それでも原作者の青山剛昌さんからコナンファンと公認されたSixTONES・京本大我がバラエティ番組でおすすめの名場面を解説したところ、共演者のリアクションに温度差があった。やはり物語の設定をどの程度許容できるかで感動の度合いも違ってくるようだ。
劇場版第24弾『名探偵コナン 緋色の弾丸』(4月16日公開)でゲスト声優を務める女優・浜辺美波が青山剛昌さんとの対談動画で、あるカップルの関係について「けっこう年月は経ってるが、物語のなかじゃ2週間くらいかなって思う」という話題になり、熱いコナンファンでもある浜辺が「実際は時間が経ってるけど、私たち観る側としてはいつまでもキュンキュンしてしまう」と話している。16日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)でゲストの京本大我が『名探偵コナン』の名場面をプレゼンした際も同じようなことを説明していた。
『名探偵コナン』は「殺人ラブコメ」だと持論を主張する京本大我。殺人事件が起きる一方で、キャラクターたちによる数々のカップルの恋がどのように進展するかを見るのも楽しみの1つだという。主人公・江戸川コナン(工藤新一)と幼なじみのヒロイン・毛利蘭の場合は、コミック1巻で両思いが発覚しながら、新一がロンドンで蘭に好意を明かしたのは72巻、蘭がそれに応えて清水寺で新一の頬にキスしたのが95巻だった。京本が「それまで連載開始から24年かかっていますが、コナンの世界ではまだ半年しか進んでいない」と設定を説明したところ、ぺこぱ・松陰寺太勇は「半年ですか! 1日に2個ぐらい事件起きてますよね」と驚きを隠せないようだった。
京本が胸キュンシーンの1つに挙げたのは、