海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】自分を犬と思い込む羊 遠くから群れを眺める姿に笑いの声(英)

生まれてすぐに母親から育児放棄されてしまった子羊は、農家で人の手によって育てられた。元気に育った羊だったが、農家が飼っていた犬と長期間過ごしていたため、自身のことを犬だと思い込んでいるという。シープドッグに追われる羊の群れを遠くから眺める姿に笑いの声が寄せられている。『Metro』などが伝えた。

イングランド北西部カンブリアにある農場で、1匹の子羊“ベラ(Bella)”が誕生した。しかし母羊から育児放棄されてしまい、農場のオーナーであるジリー・チッペンデールさん(Gilly Chippendale)がベラを代わりに育てることにした。

「農場には1,000頭以上の繁殖用の羊がいますが、育児放棄されてしまう子羊や自分の子を失ってしまう母羊が一定の割合で出てきます。ベラはそうした子羊の1匹でした。そこで私はポニーたちのいる馬小屋にベラを連れて行き、自分で育て上げようと決めたのです。」

そう明かすジリーさんはその後、飼っていた7匹の愛犬とともに自宅でベラを育てることにしたという。しかしこの決断はベラが群れから離れて成長することを意味し、これにより通常群れの中で学ぶことをベラは身に着けることなく育っていった。

「ベラは自分のことを羊ではなく、犬だと思っていますよ」と話すジリーさんの言葉通り、シープドッグに追われる羊の群れを遠くから眺めるベラの姿をカメラが捉えている。他人事のように眺めている姿にはクスっと笑ってしまう。ベラは羊の群れに近づくことすら怖がるようになり、

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