今後はブリーディングをしないという決断を下したことが報じられた。
2018年4月には、スーザンの血を引く14代目コーギーのウィローががんを患ったため14歳で安楽死した。昨年にはドーギーの“バルカン”が天国に旅立ち、その後残されたロイヤルドッグは“キャンディ”1匹となっていた。
なおこのたび女王が飼い始めた子犬は2匹とも贈られたもので、女王が18歳当時に飼い始めたスーザンの子孫ではないという。今のところ2匹の性別や名前は明らかになっていない。
王室伝記作家ペニー・ジュナー氏は、エリザベス女王とコーギーとの重要な関係をこのように説明している。
「数年前、女王はこれ以上新しい犬は飼わないと決意しました。しかしコーギーは女王にとって非常に重要な存在なのです。犬達は他のどの人間よりも女王の近くにいるのですから。」
同氏はさらに、王室離脱後に米国へ移住しオプラ・ウィンフリーの独占インタビューを受けたメーガン妃と犬達を比較した。
「コーギーは忠誠心が強くて愛情深い。決して女王を失望させることがないのです。もちろん急いでロサンゼルスに旅立ち、インタビューを受けるなんてことも滅多にありませんからね。」
2匹の子犬達が、フィリップ王配の病状を心配しながら暮らすエリザベス女王に安らぎを与えてくれるのは確かなようだ。
ちなみに現地時間5日には、フィリップ王配が手術を受けた聖バーソロミュー病院から最初の入院先だったキング・エドワード7世病院へ救急車で戻ったことが『Daily Mail Online』により伝えられた。王配の健康状態については明らかではないが、欧州最大の心血管専門センターを出たことは「前向きな知らせ」と見られている。
画像2枚目は『The Royal Family 2016年4月21日付Instagram「The Queen is 90!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)