イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】ヘンリー王子、米トーク番組ではじけまくる ラップ、軍事訓練チャレンジ、罵りワードに“ピー音”も

3音節の「crocodile」(クロコダイル)というワードであったこと、メーガン妃がアーチーくんへのクリスマスプレゼントとしてエリザベス女王にワッフルメーカーをリクエストしたこと、女王とフィリップ王配とはこれまで数回Zoomをしているが、別れ際はいつもフィリップ王配が「退出する」をクリックする代わりにノートパソコンをいきなり閉じてしまうことなどといったエピソードを明かし、ジェームズや視聴者の笑いを誘った。

パンデミック収束後について尋ねられた際には、「イギリス(での活動)とは多少バージョンは異なるけれど、今後もやっていくことは同じ」「人々を幸せに、世界をより良い場所にしていきたい」と抱負を語ったヘンリー王子。ロイヤルファミリーを去るという大きな決断を下した背景については「“退位”というよりもこれはむしろ、自ら身を引いた“後退”であり、“去った”わけでない」と主張、母国での過熱報道により心の健康を害すところとなり、夫・父親の誰もがそうするように自分もそんな環境から家族を守るためイギリスからの移住を決意したことを明かした。このくだりでは“去った”(walked away)という表現を頑なに否定し続け、これからも自分が家族の元を“去る”ことはない―と繰り返し述べる姿が印象的であった。

番組ではさらに、これまでのヘンリー王子の経歴にちなんで軍事訓練さながらのチャレンジコースを用意。ヘンリー王子はロープを登ったり、ぬかるみの中を泥だらけになりながらほふく前進したりと体を張るシーンが多く見られ、かのプリンスが極めて軽装な出で立ちで様々なチャレンジに挑戦するというなんとも異質な光景が流れるのだった。

17分におよぶこの様子はYouTubeにアップされて300万回以上も再生されており、1万2000件を超えるコメントの中には、

「気さくでフレンドリーな王子に好感を持った」
「イギリスにいた時よりも生き生きしてる」
「前よりもずっとずっとヘンリー王子が好きになった」

といったポジティブなコメントが大半を占め、13万件超の「いいね」が付く結果に。

しかし故郷イギリスでは、エリザベス女王がちょうど国民にワクチンの接種について伝えたタイミングだったこと、そしてフィリップ王配が今も引き続き入院中であることなどから、

「相変わらず空気の読めない、お気楽ロイヤル」
「単なる“かまってちゃん”なハリーには需要なし」
「由緒あるイギリス王室のプリンスがよりによって…」
「またもやエリザベス女王をないがしろにしている」

などと非難が殺到した。ある王室専門家は、エリザベス女王が「他人を思いやりましょう」と国民に促す一方で、意気揚々とロサンゼルスの街を歩き周り「王室から去ってなどいない」と馬鹿げた主張をしている―とヘンリー王子に呆れ気味の様子。ハリウッド映画をテーマにしたレストランやリゾートホテルで有名な「プラネット・ハリウッド」を引き合いに出し、「彼はどこのプラネット(惑星)にいるつもりなのでしょうか、まぁおそらくハリウッド辺りでしょうかね」と皮肉たっぷりに苦言を呈していた。

ラップあり、泥だらけのほふく前進ありと自由すぎる行動で終始はじけまくる姿をテレビで晒したヘンリー王子。来月7日のオプラ・ウィンフリーとのインタビューを前に、故郷の家族達は今頃、身の細る思いで日々をやり過ごしているかもしれない。

画像は『The Late Late Show with James Corden 2021年2月25日公開YouTube「An Afternoon with Prince Harry & James Corden」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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