このほどイギリスで、3歳の男児が友人たちと一生懸命作った雪だるまをゴミ収集作業員の男性によって壊されてしまい悲しみに暮れていた。このことで男児の父親が男性の働く会社にクレームをしたところ、このゴミ収集作業員は解雇されたという。『Mirror』『The Sun』などが伝えている。
1月26日、英ヘレフォードシャー在住のティム・ファロンさん(Tim Fallon、33)宅の前にあった雪だるまが、ゴミ収集作業員のカラム・ウッドハウス氏(Callum Woodhouse、19)に故意に蹴られて壊されてしまった。
雪だるまは2日前の24日にティムさんの3歳になる息子ジョセフ・テイラー君(Joseph Taylor)が妹や近所の子供たちと一緒に作ったもので、高さ約6フィート(1.83メートル)もあり彼らにとって思い入れがあるものだった。
ところがゴミ収集作業にやって来たカラム氏は、ゴミ箱を運び終えると足を高々と上げ、雪だるまの頭部を蹴って壊してしまったのである。
この時、窓から外の様子を見ていたジョセフ君は雪だるまが蹴られた瞬間を目にしており、母親のソフィー・テイラーさん(Sophie Taylor、25)に駆け寄って「ママ、ビンマン(ゴミ収集作業員)が僕の雪だるまを壊しちゃった」と泣きながら訴えた。
ソフィーさんは何が起きたのか理解できなかったため、家の外に設置していたセキュリティカメラの映像を確認してカラム氏が雪だるまを蹴って壊したことを知った。ソフィーさんは当時のことをこのように話している。
「ジョセフはゴミ収集作業員の様子を見るのが好きで、いつも彼らに手を振るんです。でもあの日、ジョセフはすすり泣きながらやって来て『雪だるまが壊された』と訴えてきたのです。」
「誰が雪だるまにそんなことするの? どう見たって子供たちが作ったっていうのがわかるでしょ。それを彼は蹴って壊したんですよ。」
ジョセフ君の涙を見た父親のティムさんは、