水銀蓄積量が少ないとされる6フィート(約182センチ)以下の個体を使用しているという。また日常的に食べるのも避けているようだ。
「ビルマニシキヘビの肉でジャーキーを作るのが好きなの。良いおやつになるから」と明かすドンナさんは、ジャーキーを作るためにビルマニシキヘビの肉を乾燥させる様子も投稿している。ビルマニシキヘビを調理する場合は圧力鍋に数分入れてから使うそうで、「上手く料理するには経験が必要だけど、調理しすぎないことが大切よ」とドンナさんはアドバイスする。
鶏の卵よりもやや大きいビルマニシキヘビの卵を手に入れたドンナさんは、クッキーの他にゆで卵やフリッターにして食したという。
ドンナさんの投稿にはユーザー達の反応も様々で「最高じゃん!」「どんな味がするんだろう?」といった声や、「申し訳ないけど、私は食べられないな」「ドンナさんのことは好きだけど、あなたの好みは好きになれないわ」と食べる前から拒否反応を起こしているコメントも見られた。
ちなみにドンナさんは、フロリダ州で2017年にスタートしたビルマニシキヘビの駆除プログラムに参加している。ペットとして飼われていたビルマニシキヘビが大きくなりすぎて捨てられてしまったことが原因で、同地域にてビルマニシキヘビが増加したという。1980年代頃から増え始め、この地域に上手く適合したことで今では頂点捕食者となってしまった。生態系を破壊しかねないこのビルマニシキヘビを、ドンナさんはこれまでに470匹も捕獲してきたそうである。
画像は『Miami Herald 2020年12月23日付「Python-egg Christmas cookie dough. Florida snake hunter-chef makes a special holiday treat」(ADRIANA BRASILEIRO)(COURTESY OF DONNA KALIL)』『Donna Kalil 2020年12月16日付Instagram「Heading out to hunt tomorrow with some fresh rocky road & chocolate almond python egg cookies And a new batch of python jerky.」、2020年10月18日付Instagram「My best batch yet!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)