海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】車内が「まるでクモのパーティ会場よ!」燻煙剤でその様子が明らかに(豪)

赤ちゃんクモをどうにか追い払うことができた。そして高速道路を降りるとすぐに車を停めて車内を隅々まで調べ、どこから赤ちゃんクモがやってきたのかを確認しようとした。しかし「見当もつかなかったですね。化学製品を使わないナチュラルな方法でクモを退治する方法を、マニアックなものまでグーグルで調べて全部試してみたけれど、どれも効果がありませんでした」と言い、エマさんは途方に暮れた。

自分の車に乗るのが嫌になったエマさんは、夫の車を借りてホームセンター「バニングス・ウェアハウス(Bunnings Warehouse)」に向かうと“バグ・ボム(bug bomb)”と呼ばれる虫用の燻煙剤を購入した。それを使い、車内での燻煙が終わり様子を確認しようとしたエマさんは「車のドアを開けたらクモの巣がそこらじゅうに張り巡らされていて、クモの赤ちゃんが天井から降りてきたんです。中にあったサングラスを取ろうとすると身体にクモの巣が付いてしまいました。クモが糸を伝って飛んだりして、まるでパーティーしているみたいでしたよ」と話しており、燻煙剤がクモの糸に付いたことで肉眼でもはっきり見えるようになったようだ。

燻煙終了後に車のドアを開けるとクモの糸がそこらじゅうに(画像は『Cosi Andrew Costello 2021年1月2日付Facebook「How’s this.」』のスクリーンショット)

通常ハンツマンは一般的な放射状のクモの巣は作らないが、卵の袋や日中の隠れ場所を作ったり、どこかへ上るためにクモの糸を使うことがあるという。さらにハンツマンの赤ちゃんは風に乗るために糸を使うことがあり、今回の場合は赤ちゃんクモが風に乗って外へ出ようとしてクモの糸を張ったのではないかと見られている。

最終的にエマさんは赤ちゃんクモの死骸を除去し、クモの糸もキレイに掃除できたそうだ。その後も5歳の息子は車に乗るのをためらっていたそうだが、エマさんは「息子はもうクモがいないと分かると『ママよくやったね』と労ってくれました」と明かした。

今回の件がラジオ番組の司会者コスィ・アンドリュー・コステロさん(Cosi Andrew Costello)によってFacebookに投稿されると、「車を燃やしちゃった方がいいよ」「私だったら殺虫スプレー1缶使い切っちゃう」と驚きの声や「窓を開けっ放しにしちゃだめだよ」「ハンツマンは他のクモを食べてくれるから、そんなに心配ないよ」といったコメントも届いている。

画像は『NewsWep 2021年1月3日付「Adelaide mother removes massive huntsman spider from car and finds webs from its babies afterwards」(Supplied)』『Cosi Andrew Costello 2021年1月2日付Facebook「How’s this.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

騒動の発端となった1匹の“ハンツマン”(画像は『Cosi Andrew Costello 2021年1月2日付Facebook「How’s this.」』のスクリーンショット)

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