蜘蛛が苦手なドライバーにとって、運転中に万が一遭遇しても安全でいられる対策をとらねばならないような事故がイギリスで起こった。この事故で車は大破したものの、運転手は運よく軽傷で済んだという。『LADbible』『BBC News』などが伝えている。
今月20日の午後4時15分頃、英ダービーシャー州ダービーの幹線道路「A50」で車同士の衝突事故があった。ダービーシャー道路警備ユニット(Derbyshire Roads Policing Unit)によって事故当時の写真がTwitterに投稿されると、この事故に多くの人が関心を寄せた。そこには次のように綴られていた。
「シルバーカラーの車の運転手は蜘蛛を退治するのに気を取られ、待避所にいた赤い車に衝突してしまいました。軽傷でしたが、注意を怠った運転の結果、起きてしまった事故であることをここに報告します。」
どうやらシルバーのシトロエン・サクソを運転していた男性が、車内に蜘蛛がいることに気づき、退治しようとしたものとみられる。蜘蛛が苦手な人であれば、それはパニックに近い状態であることは言うまでもない。男性は蜘蛛に気を取られすぎて車の前方に注意を払わず、赤い車に衝突したようだ。
男性は軽傷で済んだが、道路は事故処理のためしばらく閉鎖され、付近は渋滞が発生した。また男性は逮捕されなかったもののTwitterの内容から、注意を怠ったことで警察の厳重注意を受けたもようだ。
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