エンタがビタミン

writer : maki

【エンタがビタミン♪】有吉弘行『電波少年』のヒッチハイク「二度とやらない!」 本当に嫌な理由は過酷ロケではなかった

有吉弘行と言えば、冠バラエティ番組を何本も持つ売れっ子だ。その有吉を一躍世に知らしめたのは、1990年代に放送された人気番組『進め!電波少年』(日本テレビ系)でお笑いコンビ・猿岩石として挑戦した「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」だろう。ただ当の有吉は「もう二度とやりたくない」というが、その理由がなかなか深い。

12月10日放送の『櫻井・有吉THE夜会 2時間SP』(TBS系)でゲストの大野智やMCの櫻井翔が「二度とやりたくない仕事」を明かしたところ、有吉弘行も本音で『進め!電波少年』のヒッチハイクみたいな仕事は「絶対に嫌!」と言い切った。

1996年4月から10月までかけてゴールした「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」では想像を超えるような出来事に遭遇しており、有吉は過酷な体験を度々明かしている。食料がなく数日絶食状態になったのはよほど辛かったのだろう。2014年5月19日にTwitterで「隙あらばメシを喰って、なるべく満腹にしておく。というのは21歳の時の、ヒッチハイクのトラウマ」とつぶやいていた。

ある時はパキスタンの砂漠で野宿していると、銃を持った兵士のような男が「家に来い」と声をかけてきた。逆らえば撃たれる危険があると考えてついて行ったところ、シャワーを使わせてもらった後で男が「疲れているだろう、俺がマッサージしてやる」と体中を触りだし、やがて股間をマッサージされたという。下ネタにできる程度のエピソードで済んだが、一歩間違えば命を落としていたかもしれない。

他にも過酷な体験をしたであろう有吉弘行だけに、このたび『THE夜会』で「ユーラシア大陸横断ヒッチハイク」を持ち出して「あんな過酷なロケは嫌だ」と訴えるかに思われた。しかし有吉は、

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