米ニューヨークの地下鉄でネズミを見かけることは多いというが、このたびネズミの格好をした男性が電車に乗る姿を捉えた動画がSNSで話題になっている。これはパフォーマンスとして行われていたもので、実は過去にも同じ姿でニューヨーク市内に何度も出没していた。『New York Post』『Granthshala News』などが伝えている。
喜劇作家のアリソン・ウィリアムズさん(Alison Williams)が今月14日、Twitterに「ニューヨークは終わってしまったの? これが何なのか誰か説明して」と冗談交じりに記して1本の動画を投稿した。
動画は米ニューヨーク42番街付近の地下鉄車内で撮影されたもので、ネズミの被り物のマスクとピンクの長い尻尾を付けた男性がスーツを身にまとい、四つん這いになって到着した電車に乗り込んでいる。周囲を見回す仕草を見せると、四つん這いのまま座席に座った。周囲には数名の乗客もいるが、こういったことに慣れているのか誰も驚くような素振りは見せず、いつも通り過ごしている。
実はこの動画でネズミに成りきっているのは、ニューヨークを中心に活動するパフォーマンスアーティストのジョナサン・リオンズさん(Jonothon Lyons)だった。自らマスクをデザインし、全身を使って表現するパフォーマンス活動を行っており、過去にはクリエイティブなステージでお馴染みの「ブルーマン」と共演した経歴を持つ。
今回のパフォーマンスは「Buddy the Rat」というタイトルでシリーズ化されている作品の一部で、