カナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバー(26)がYouTubeでドキュメンタリー動画を公開し、過去の心の病との闘いについて告白した。10代で世界的スターになったジャスティンは、有名であることのプレッシャーや周囲からの誹謗中傷が精神的苦痛となり、自殺を考えたことがあったと明かした。
ジャスティン・ビーバーの公式YouTubeチャンネルが現地時間10月30日、ドキュメンタリー動画『Justin Bieber: Next Chapter | A Special Documentary Event』を公開した。およそ30分近くの動画の中で、ジャスティンは心の病に苦しみ、自殺を考えたことがあると告白した。
「本当に自殺したいと考えた時期が何度もあったんだ。“この痛みはずっと消えないのか?”ってね。痛みがずっと続いて、苦しみに耐えていたんだ。そして苦しむくらいなら、この痛みを感じない方がマシなんじゃないかってね。」
ジャスティンは13歳の時にYouTubeで公開した動画をきっかけにスカウトされ、レコード会社と契約。16歳でリリースしたデビューアルバムはチャートトップに輝き、一気に名声を得た。その後、数回の逮捕や薬物使用による暴言などが話題となり、近年はうつ病の経験を公に語っている。
ドキュメンタリーでジャスティンは、若い頃に名声を得る準備ができていなかったことを明かした。
「いったい何が起こるのか、分からなかったんだ。まさか僕が爆発的な人気を得ることになるなんて、思ってもいなかった。」
そして成功とともに世間の目に晒され、