アンチからは「受賞はふさわしくない」との声も寄せられてしまった。しかしそんなネガティブなコメントには得意の“カーディ節”を炸裂させ、次のようにあっさりとシャットアウトしている。
「そう、アタシが『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』だよ。『1曲しか出してないのに」とか文句たれてる泣き虫さん達。いいこと? ビッチ、そうさ、『その曲』はアタシの曲だ。一番売れて、一番ストリーミングされて、『FOX News』では共和党支持者を涙させた。3か月で6xプラチナに認定されそうで、アンタのグランマにTikTokでアソコを突き出させた曲だよ。あぁそうさビッチ、『その曲』のことだよ。」
早口でそうまくし立てたカーディはさらに、ジョー・バイデン次期大統領や当初同氏と民主党候補の座を争っていたバーニー・サンダース氏らとのInstagramライブ配信や対談などを通じ、ファンに政治に関心を持つよう促してきた自身の活動に言及。ショーで全米を移動し疲労困憊しつつも自腹を切ってこうした活動を続けながら、「人々に影響を及ぼした」のも「自分の立場を活用して、皆に投票を呼びかけた」のも「このアタシなんだ」と続けるのだった。
最後には“変化”を求めて積極的に闘ったこと、そして様々な偉業を成し遂げたことを
「アタシはアメリカの象徴」
「『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』だ」
と自画自賛しアンチ達を一蹴したカーディであった。
こうしてアンチからの“雑音”を完全にシャットアウトし、このたびの受賞理由を自己肯定感あふれる言葉で説明したカーディの動画は、現在810万回を超える再生回数を記録中で、
「清々しい動画をありがとう!」
「あなたこそ、紛れもなく2020年度の『ウーマン・オブ・ザ・イヤー』!」
など3万8000件以上のコメントが寄せられている。
なお今年は、他にも「アイコン賞」を受賞したジェニファー・ロペスや「ヒットメーカー賞」を受賞したドリー・パートンをはじめ、多数の女性セレブが様々な賞を受賞しており、来月10日には授賞セレモニー「Billboard Women In Music 2020」がライブ配信される予定だ。
画像は『Billboard 2020年11月18日付Instagram「In a year unlike any other, #CardiB has continued to thrive with her #Hot100 chart-topper “WAP,” a brand-new Reebok collection and her political activism.」、2020年11月19日付Instagram「“Morning y’all, it’s your girl Cardi B, and yes, I am Woman of the Year”」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)