4児の母である27歳の女性は今年8月、妊娠に全く気付かないまま第5子を救急車の中で出産した。それまでは「陣痛があるまで妊娠に気付かないなんてあり得ない」と思っていたそうだが、自分がその立場になってみて初めて「人生、何があるのかわからない」としみじみ感じたという。『The Sun』『Metro』などが伝えている。
英ウェスト・ヨークシャー、ハリファクス在住のチェルシー・キーナンさん(Chelsea Keenan、27)は8月15日の朝6時半頃、激しい腰痛に襲われた。ちょうど夜勤明けで帰宅したばかりだったパートナーのライアン・グリフィスさん(Ryan Griffiths、26)は、すぐに救急車を要請。2人の子供たちである長男(8)、長女(3)、次女(2)、次男(1)はまだ熟睡していた。
約15分後に到着した救急隊員は「虫垂炎でしょう」と判断したが、チェルシーさんは病院へ向かう途中で「この痛みは分娩時と同じだ。赤ちゃんが産まれる!」と直感したそうだ。
チェルシーさんは当時のことを次のように振り返っている。
「当時は生理もあったし、つわりもありませんでした。体型も維持していたし、まさか自分が第5子を妊娠しているなんて思いもしませんでした。ただ第4子の出産の時も、私は自分が妊娠9か月に突入する32週まで妊娠していることに気付かなかったのです。」
「そして救急車に乗ってしばらくすると、赤ちゃんの頭が出てくるのを感じたのです。私はあまりの痛みに『赤ちゃんが出てくるから、ズボンを降ろして!』『いきませて!』と叫びました。救急隊員はかなり困惑していたと思いますが、赤ちゃんが誕生すると『おめでとう』と言って、私の胸の上にのせてくれました。」
ホッとしたのも束の間、チェルシーさんは男児を一目見て、